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卵型の世界(積極的その日暮らしより)
 朝日新聞 1月8日付 落合恵子 「積極的その日暮らし」より

・・・・略
元日の夜には、いつも通り遺言書を描いた。それが私の書き初めとなって久しい。
・・・

それから、詩人の永瀬清子さんの詩「夜に燈ともし」から言葉をお借りすると、
「思いでと願い」のために、「小さな卵型の世界にこもるのも毎年のことだ。
好きな詩や句を拾い読みし、好きな音楽を流しながら、逝ってしまった懐かしいひと、
恋しいひと、ひとりひとりと会話を交わす。

永瀬清子さんは、「かいごがまゆをつくるように」、その卵型の世界にこもり、言葉を紡いでこられた。
「よい生涯を生きたいと願い 美しい物を慕うこころをふかく」しながら。
この卵型の世界に永瀬さんは、夜ごと還っていかれたのだが、わたしといえば、元日の1日だけ。・・・・略

1月8日朝刊を開いて、ここを一番に読んだ時、私は、ひどく反省しました。

1年の計 は、大人になり、このかた、暮れの忙しい時に慌てて年賀状に書き込む言葉で
終えていました。1年を振り返ることも 新年に向かう覚悟もないままに、
過ぎていき、早 …年。

我が家も、今年は、生活に変化が訪れる年です。
もうすこし、時に流され、追われる生活から、
時を追えるほどに、生活を見直し、地固めする年かもしれません。
断捨離という言葉が、クローズアップされているように
我が家も わが身も!?削ぎ落していく暮らしが必要なのかも。

まずは、昨年の我が家の会計を集計することからはじめましょ。
穴だらけの家計簿なんですが・・・・^^; (苦笑)

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小春日和の午後だった

11月13日 朝日新聞
落合恵子 積極的その日暮らし より・・・

母の認知症が見え隠れし始めた頃、球根を巡ってのエピソードが私たちにもあった。母は時折好きな花の名も思い出せず、もどかしげにしていた。そこで娘は、テーブルいっぱいに球根を転がし、ひとつひとつの名と花の色や形を説明していた。
 子供のころに母に教わった名を、今度は教える逆転が淋しくて、娘は敢えて陽気に振舞っていた。と、母が突然テーブルに手を伸ばして球根を掴んだ。
 そして、わしづかみにしたそれを、口にもっていこうとした。口はすでに、何かを食べる形にぽっかりと開けていた。
「食べるもんじゃないのよ。」
母の手首を掴んだわたしと、娘の声に驚いた表情で球根を握った手を宙に浮かした母と・・。以前、「母に歌う子守唄」に書いたエピソードだが、忘れられないできごとだ。
 小春日和の眩しい光が突如翳ったと思えたあの午後もまた、いまでは懐かしくてならない娘が、ここにいる。

小春日和の とりとめもなく眩しい光の中には、 静かに 落合さんを見つめるお母様がおいでなのかもしれません・・・。日々の些細な折に、亡くなった父を思い出し、同じような情景を記憶の中から取り出しています。

母が亡くなってからほとんど独居だった父が多発性脳腫瘍と気がついたのは、ちょうど3年前の9月。
車で5分のところに住まう父が 病気になることなど 想像もできず、週に1度訪問しては、慌ただしくしていたので、彼の異変に気がつかず、時はすでに手遅れな状態で、彼は自分の病状も理解できぬまま、それでも、あがくことなく、何かを悟り、私に語りながら、最後は、ほとんど言葉を発することなく眠り、3か月余りで、他界しました。
 厳格で他人に迷惑をかけることを強く嫌い、強い強い信念を持った彼が、認知症状を呈し、病院での対応が困難になり、自宅療養を独居で50日ほど続けたのですが・・、私が顔を出すと、安堵して、幼子のような表情をする父は、愛おしくて、切なくて、受験生の娘二人を置いて、ただたた父のもとへ通っていた日を思い出します。どんな 認知が進んでも「家族を大切にしなさい。」と そればかりを口にした父でした。

亡くなる前のわずかな時間を過ごせたこと、食事を沢山作って食べてもらえたこと、話せたこと・・。
通いながら 介護できたことは、せめてもの私の満足。
親不孝の娘のまま 私を見捨てなかった 父と多分・・早くに亡くなった母の計らい。

感謝です。




てっぺいのどっぐらん!?公園に 放し飼い禁止命令・とともに、
素敵な遊具ができました。

我が町にも やっと 子供たちの広場ができました。
気持ち良さそうです。



そろそろ…冬支度もしておかなくては、



外に並べてあった寒さに弱い草木を風除室に入れて、
倒れそうな木や 雪で枝が折れそうな木は、枝を落とし、縄でくくります・・。

季節を待つ庭木と・・・



 

子供たちが遊びにきてくれるのを待つ 新しい遊具と 公園の草木たち。





当たり前に過ぎる時間が 在ることに 実は、感謝しなくちゃいけないのかも・・・。



記憶は、時空をも操作し、普段見過ごしていることを 気づかせてくれます。


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